ライ麦狼の寝床

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ハマムでビバノンノン

DATE: 2011. 07. 08 CATEGORY: トルコ旅行
という事で、トルコ到着日の後半です。

一度ホテルにチェックインしてから、ハマムにおでかけしまして、ひとっ風呂へぇってまいります。
ハマムとは、トルコ式のお風呂の事でして、・・・何故か日本のご年配の方々は、「トルコ風呂」とよぶアレとは別のモノでございますよ。
ツアー事態にはこのハマムはついていませんでしたが、オプションとして現地で申込。割とアドリブ的に案内してもらいました。

まずは、新市街地のシティホテルにチェックイン。
そこから空港から案内してくださったガイドさんとは、別のガイドさんに案内して頂いて、 チェンベルリタシュ駅近くの「チェンベルリタシュ・ハマム」
こちらのハマム、いきなりの1584年創業。
1584年ですよ、本能寺の変の2年後ですよ。秀吉が羽柴の姓なのって、信長亡き後の世をひゃはーってしていた時代ですよ。

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↑の画像にも1584年の文字が…、低層ビル街の一角にあって、入口はローカル感あふれるのに、ハマム自体が観光名所・歴史的建築物だとか…
後で調べたら、イスタンブール市内のハマムの多くが、オスマントルコ帝国やその前の時代の建物を利用していたり、その時代からの営業をしているそうです。
中に入ると銭湯とは全く違い、まずは受付とエントランス的な吹き抜けのホール。そこに大きなテーブルと飲み物を売るカウンター。くつろいだりたむろしたりする人々。現地の人や従業員のほか、バックパッカーらしき観光客も多くいました。
2階・3階と、ふき抜けホールに張り付くように、木造テラスが取り囲み、鍵付きの個室で更衣室が並んでいます。レトロやアンティークを通り越し、ほのかにファンタジーな風合いも漂うつくり。湿った空気が、もし酒場のすえた臭いに代わっていたならば、冒険者の宿っぽい感じもしちゃうかもしれません。

さぁ、個室で着替えていざハマム。
基本的に男女別々にご入浴。と言っても、ミストサウナっぽい感じです。
そして水着でも布巻でもOKですが、ちゃんと下を隠すのがマナーです。
ハマムの浴場内部は宮殿ちっくな空間。広さはテニスコート2面分くらいでしょうか。大理石でつくられた壁や柱には、曲線を主体に重厚な意匠が施されています。
湯気の立ちこめる浴室はほの暗く、天窓から差し込んだ光が、幾条もの光の帯となって浴室中央を照らし出しています。その中央部分、大きさにして直径6mくらいの六角形の物体か鎮座まします。それは真っ白な大理石で造られた台です。
内部にスチームのパイプが通っていて、台の上で寝転ぶことで岩盤浴の様にあったまれる寸法です。しかも岩盤浴と違って、お湯をばしゃばしゃかけてもOKってところが違います。

おひとり様な状態で周囲を観察。かけ湯でざっと洗ってから白い台に寝転び、金属製の洗面器をひっくり返して枕にするのをまねてみます。
おぉぉ、感覚としては正に岩盤浴。…いやそれ以上です。前述の“お湯をばしゃばしゃかけてもOK”という点が、なかなか宜しいんですよ。
岩盤浴と違い、かいた汗や浴衣がまとわり付く事が一切ないですし、お湯でツルツルの大理石は、むき出しの肌に摩擦も抵抗も低いんです。

もう気分は生贄です。
それも大規模儀式に何人も投入される、消耗品の生贄の一人の気分です。
……いやだって、六角形の台座の上に、みんな等間隔で寝転ぶもんで、人体で幾何学模様というか、六角形の淵にそったり内部の対角線を形成するラインに寝転んだり、もはや魔法陣的な配置になっているんですもの。
日本人はライ麦狼一人でしたし、トルコ人じゃない外国人(英語・非英語ともに含む)も数人いたんですが、打ち合わせたわけでもないのに皆で図形を描いていた点を見ると、人間、国や文化が違っても、裸やそれに近い状態では、似たような行動取るんですね。

そんな、やや不届きな事をかんがえていると、垢すり担当の方がやってきます。
女湯は見た感じ若いおねぇさんですが、男湯はいかにもトルコ人といったでっぶりとしたおじ様だそうです。
垢すり…というと、ぞりぞりと乾布摩擦の上位クラスな行為を連想しますが、これが全然違いました。
麻っぽい質感のタオルをつかい、石鹸をふわっふわっに泡立てるんです。
韓国系の垢すりですと石鹸を使わず、物理的な摩耗を用いて垢を削り落とすもんですが、トルコのハマムの垢すりは、メレンゲかクリームか? という泡で全身を包み込んで、その泡を全身になじませるくらいの行為なんです。

ハマムイラストカラー2

正直、ちょっと物たりないなぁ…と、その時までは思っていました、その時までは……

ふわっふわの泡を濯がれて、これで終わりなんやろか…と残念がっていると、突如として腕を取られます。
はい? と、こちらが呆けている隙を突き、自分の両の腕が胸の前で交差される。台座の熱と泡の包容力で腑抜けた思考が対応できるはずもなく、無防備な上半身へ重力にそった方向にベクトルがかけられた。
――鳴った。
真下にかかった圧力が両腕と胸部に分散。左右の腕から肩伝わった圧力は、肩甲骨を経由して胸の奥側、背骨で再びの合流を果たす。その瞬間、背骨と肋骨の根元がぐきりと音を鳴らしたのだ。
胸郭と肺がふわっと広がり、呼吸が楽になったような…。そんな感覚を抱くライ麦狼をあざ笑うかのように、強制的に側面を向かされる。
それは力ではなく、純然たる技術だ。
最初の真下へのベクトル。あれにこちらの体が反射する動きに呼応して、横に引くような力を加えれば、女湯担当の若いおねぇさんであっても、たやすく転がすことが出来る。
その後は一方的…いや、圧倒的と言っても良いのではないだろうか…
一切の弾力を持たない大理石の台座の上で、防御態勢も取らせることなく、人間の関節と筋肉をマスターしたモノ餌食となる…
長い飛行機の旅をしてきた人間に、何ができるというのだ。痛覚と共に背筋を駆け上ってくる関節がなる感覚と、筋肉が緊張と弛緩を繰り返す刺激。
…気が付けば数分のうちに…、たった数分のうちに、飛行機のエコノミー席で感じたコリや疲労は消え去っていた…
恐ろしい…、何て恐ろしいんだ、トルコのハマム…

とまぁ、こんな感じでマッサージ…というか、完全に整体だろこれ、というサービスが受けられました。
旅の出発前に、新大久保で受けた整体よりも、激しめというか短期決戦型なスタイルです。
整体(?)が終わったら即退場という訳ではなく、その後ものんびりと台座で温まることは可能ですよ。
どのくらいの塩梅で台座を降りるかは、もぅご自身で空気読んでの判断でお願いします。


で、ハマムでさっぱりしたなら、次は待ちに待った晩御飯です。
ハマムから車で送ってもらって、グルグルと路地を曲がります
絶対に観光客こねーだろって、内装工事を請け負う業者さんの並ぶ通りを通過したり、B級ハリウッド映画で逃走経路に使いそうな、車一台がようやく通れる石造りの坂道を駆け下りたりして、こんな場所に案内されました。


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カフェテラスとかオープンテラスどころか、道までテーブルがセッティングされています。

海辺の風が涼しい~
シーフードうめー
生演奏が気持ちい~
謎のチーズが塩からい&すっぺ~
などと、オサレなコース料理を楽しんでいたのですが、ハタと気が付きます。

…ボーイさん、お皿下げるの早くね?

ライ麦狼も配偶者の人も、決して食べるのは遅くありません。
なのにハイペースにテーブルを巡回、食べかけに近い状態でも持っていこうとします。
日本人的な態度といいますか、ジャパーニーズ・エンリョをしていたら、持って行かれてしまいます。

もしや東洋人と思ってナメてやがりますか?
そんな疑惑さえ抱きかねないレベルです。
後になって聞いたなら、トルコの人はご飯早食いらしいです、いやホント。
食事はちゃちゃっと済まして、あとはゆっくりお酒を楽しむ流れが多いとか。
確かに屋外レストランでも、皆さん「食う」よりも「呑む」風景が多いかもしれません。
……いいのか、イスラム教徒?

そんな具合にトルコ到着一日目が終了です。
屋外レストランで飲んだワインが効いたのか、長い飛行機の影響なのか、その日はホテルに到着したならば、すぐに眠りに落ちました。

テーマ: 旅先での風景
ジャンル: 旅行

砂漠を超えて、トルコへ上陸

DATE: 2011. 07. 08 CATEGORY: トルコ旅行
と言う訳で、アブダビを飛び立って、トルコへ向かいます。

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ご覧の通り、昼間のアブダビを上空から眺めれば、はるか遠くまで広がる砂漠の上に浮かぶ、整然と配置された街並み。
混沌と曲線で構成された東京とは、全然違うことがよくわかります。


飛行すること数時間。
イラク上空に入り昼食を食べて、ちょっとお昼寝したら眼下の風景は一変していました。

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充分な緑と砂色でない大地。ギッシリとまとまった街並みと蛇行する道。
いつの間にか、トルコ上空へ入っていたのです。
気が付けば、アブダビでくしゃみの止まらなかった配偶者の人も、もう治っていました。…砂漠の空気が合わないのかな?

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飛行機はどんどん高度を落とし、別段に上空を何度も旋回することもなく、素直にアタテュルク国際空港へと降りてゆきます。
途中窓の外に島並が見え 「プリンス諸島かな?」と思っても、確認する間もなくスムーズに着陸態勢。
以前ロンドンのヒースローに降りた時とは大違いです。
ロンドンに行った時は、着陸の順番待ちで、もう何度も上空旋回。それも自分の乗る飛行機だけでなく、他の旅客機・輸送機がグルグルと回っていました。
ほとんど観光客へのサービスか、上空からの肉視による偵察じゃないの? と言うくらいですよ。
それと比べれば、イスタンブールの空の交通事情は、余裕があって宜しいです。

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さぁ空港から飛び出せば、そこはトルコ。ヨーロッパとアジアとアラブの交差点です。
気になる天気は快晴で、7月前半だったのですが気温は30℃くらい。日本よりちょっと暑くて、熊谷よりはだいぶ涼しい気温です
でもやっぱり湿度が低いので、カラっとした様子で過ごしやすいです。

空港から一度ホテルへ寄って、荷物を置いてから到着日の夕飯へと出かけるのが、この日の予定です。
ツアーの海外旅行って、大半はこんな感じみたいですね。
…空港出たら自前でタクシー捕まえて、ホテルの金庫に荷物を隠してから、エサを求めて街をウロツク形の個人旅行と違い、至れり尽くせりです♪

ガイドさんに案内されて、イスタンブールの街をホテルへ向かい車で移動中

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日本ではなかなか見かけない乗り物が、街を駆け巡っています。
特に、左の路面電車よりも右側の妙な連結バス。何やらバスとバスが、ジャバラ状のモノで連結されています
これは「メトロバス」という、イスタンブールの交通事情の新兵器だそうです09年に開通した新しいバスシステムで、バスとメトロを一緒にした、ゴムタイヤで専用レーンを走る乗り物です。レールなどの高額設備投資も必要なく、燃料費も安いらしいです。
メトロバスは専用レーンを走るので、渋滞に巻き込まれる心配もなく、車体もドイツから輸入された新しいものが多いので乗り心地も快適という情報です。
ルートも豊富で広範囲に広がっています。ガイドによれば、ヨーロッパ側の郊外から新市街を通って、ボスポラス大橋を渡り、アジア側のカドキョイまで行くルートもあるので、フリープランで動き回るなら使ってみる価値はありますよ。
…ライ麦狼は乗っていませんが…

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ホテルに向かう途中に見えたのが、如何にもローマ時代の水道橋、といったアーチが特徴的な建造物。何気にデカいです。
ヴァレンス水道橋と言う名前で、ローマ帝国皇帝ヴァレンス帝時代の4世紀(378年)にできた水道橋です。
郊外の水源から、当時の都市中心部へ水を導いていた水道橋です。
その後の時代も破壊と復旧を経て、オスマントルコ時代までイスタンブールに水を供給していたそうです。橋の上にあった溝は今は埋められ、階段も作られ歩けるようになっています
道路をまたがるように残っていて、そのアーチ一つが一車線という具合に、車が自然と潜り抜けてゆきます。
もう完全に街の一部として、古代の遺物が鎮座してやがります。

次いで見えてきたのが、新しく建築されたという裁判所。
こちらもデカくて、建物のサイズとしては欧州で一番大きな裁判所らしいです。
ここ数年、トルコ向けの投資が多いと聞きますが、その投資で流れ込んだマネーは、こういった大型公共施設にも使われんでしょうかね?
実際、トルコ各地を回った感想として、そこらじゅうで道路工事がなされていました。
それも補修…と言うより、車線を増やす感じの工事や、新たに橋を架けると思われる工事が多かったです。
もちろん、道沿いには新たな住宅やマンションと思われる建築現場、ピカピカの新規新興住宅も目立った気がします。

さらに言えば、2011年現在、イスタンブールの地下では、新たな地下鉄の建設が進んでいます。
……まぁ、そのせいでライ麦狼は、迷子と混乱を余儀なくされるんですけどね。…それは別の機会に…



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で、トルコの旧市街地の万屋さんを撮影。
観光客がうろつくような旧市街や新市街など、古くからの都市部では、こんな感じのお店で食料品が売り買いされているみたいです。イスタンブールだけでなく、アンカラでもにた感じのお店がありましたので、都市部だとだいたいこんな感じなのかもしれません。
もちろん郊外やビジネス街にいけば、かなり違う雰囲気ですし普通にスーパーマーケットもデパートもあります。また高速道路沿いには、道の駅的な場所もあるし、サービスエリアなんかも日本と似た感じだったりします。

因みに、右の写真の手前に写っているのは、巣ごと量り売りしているハチミツ。日本では、まず見かけない販売スタイルです。ザクザクと切り分け、必要な分を販売するそうな。
ハチミツの量り売りくらいなら日本でもありますが、巣までついてきて、無造作に陳列されているなんて観たことありません。この店が特別なのではなく、別のお店でも見かけましたので、割とポピュラーなご様子。
何と言うか、ローマの水道橋よりも、こんな万屋の方が異国情緒を感じた初日でした。


この時は食べれなかったけど、トルコ旅行中に一度でいいから、このハチミツを食べてみたいと思うライ麦狼でした。


テーマ: 旅行記
ジャンル: 旅行

アブダビ空港、ちょっと探検

DATE: 2011. 07. 08 CATEGORY: トルコ旅行
と言うわけで、成田空港から飛び立つ事になりましたが、ツアーと言っても現地集合・現地解散です。
各自勝手に飛行機乗ってトルコに行って、そこでツアーに参加して、現地で解散するってスタイルです。
海外旅行のツアーというと、ライ麦狼的には、成田空港から旗をもった添乗員さんの後をゾロゾロと移動する…そんなモノをイメージしていたのですが、こういった現地集合・現地解散というスタイルも、けっこーあるみたいです。


今回フライトに使う航空会社はこちら
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エディハド航空です。
アラブ首長国連邦の最大構成国、アブダビ首長国の国営航空会社だそうで、フライトアテンダントの制服なんかも、顔の片側だけアラビアンなベールをあしらっていたりと、異国情緒あふれてます。
飛行機にのった瞬間から、もう外国気分ですよ。

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…文字が全然読めませんが…

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緊急時の避難も基本はアラビア文字。英語訳も記載しているけど、…日常英語でも教科書英語でも、あんまり見かけない単語がずらり…


読めた英語というと、ビールの銘柄くらいかもしれません。
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今回の飛行ルートは、直接トルコに向かうのではなく、一度アラビア最大の空港、アブダビ空港でトランジェットして、そこからトルコのアタチェルク国際空港へ向かいます。
ツアーの価格が安いという点と、日程が影響しているみたいですね。
旅の効率や時間を考えれば、多少金額張っても直行便を使っているツアーの方が、いいのかもしれません。
ですが、このハブ空港でトランジェットする旅の魅力の一つに、他の目的地の人と色々話せるって事かもしれません。
別の旅行会社のツアー参加者だけでなく、まったく別の国へ旅行に行く人たちとも、あれこれと情報交換が出来るのも楽しいものです。
これからフランスに行く人やら、ドイツに行くひとやら、日本からの人だけでも色々です。
さらに異国の人たちも歩いていて、羊飼いっぽい格好のじーちゃんやら、いかにもアラブのおっさんやら、直接ヨーロッパ圏に向かったら、見ることのできない人に出会えます。
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↑は別のツアー会社の人たちとの一枚。

で、そのアブダビ空港なんですが、到着したのは真夜中。
着陸時に窓の外には、こ~んなやたら四角で構成された夜景が広がっていました。右隣の東京と比べると、全然ちがいますね。
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到着した真夜中から7時間(実際は遅延して、さらに長い時間…)空港内で待つのですが、ただ待つのではもったいない。どうせなら、空港を隅から隅まで探検してやろうっ! と歩き回っていました。
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しかも真夜中は、ほぼ無人状態。
特に、滑走路に面したガラス張りの500mくらいの直線廊下など、明け方になるまで、人気なんて在りませんでした。
そんな廊下を前にして、出発前の徹夜の影響がまだ残っているのか、周囲の人の目から開放されたからか、配偶者の人が物凄いはしゃぎっぷり。
日本の空港でもお馴染みの動く歩道。(その廊下では、約50m位のものが、その半分の間隔を置いて設置)
あれの手すりに腹ばいで乗っかり、バランスをとりつつ流されてゆくという、小学生男子の様な暴挙に出ていました。
その姿はまるで、ベルトコンベアで移送されるゴマフゼニガタ
その時ライ麦狼は、……やりたい気持ちはとっても解るんだけど…、大人としてどうだろう…。しかも手すりって、無駄に難易度高くねぇか? ……と思いつつ、デジカメを手にしますが、良心の呵責に苛まれ撮影を断念しました。
…画像を残しておくのは、あまりにも不憫だったのです。
そんなおふざけをした罰なのか、砂漠の空気が合わないのか、アブダビ到着から数時間がたつ頃には、配合者の人は、鼻水が止まらない鼻炎状態に陥りました。

ちなみに、免税店とかには店員さんがちゃんといて(小さいお土産やさんは、いなかったりしますが)、ぶらりと来店しただけでも、複数の店員さんが対応してくれます。
まるで店を貸しきってお買い物をする、どこぞの成金さんな気分になれちゃいます。


で、探検で発見したものその1 巨大な蛇口。

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日本の空港でも、主に四国では、ポンジュースが出てきたりうどんの出汁が出てきたり(うどんは、ご自分で用意するのがルールだそうです。)はしますが、こんなでかい蛇口は、なかなかありません。
アラブといったらやっぱり、蛇口をひねると石油が出てくるのかと思いきや、…なにやら節水を呼び掛けるモニュメントみたいです。
やっぱり砂漠の国では、水は貴重ってことですね。


発見したものその2 …無駄に寒いぞ、この空港
"発見"とは違いますが、体感として、寒さのあまり防寒用にショールを買うくらい寒かったです。
…砂漠の夜は放射冷却で寒くなる…というより、エアコンをガンガンにかけて冷やすことが、サービスの一つになっている雰囲気ではあります。
特に真夜中は、人気も少ないのに空調から冷気が噴出していて、節電を呼びかけていた日本とは大違いでした。


発見したものその3 謎の看板と秘密の小部屋。
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こんな案内板が、まるでトイレや喫煙所のお知らせのように、空港内のあちらこちらに貼ってありました。
見た感じ、「男性用」と「女性用」があるのですが…日本では見かけませんよね。
その案内版に従っていくと、何やら不思議な小部屋が…、なんとなく想像はついても、勝手に入って良いのか、ちょいと心配。
そこで付近で掃除していた空港職員(ネパールからの出稼ぎの人)に聞いてみると…「ああ、お祈りする部屋だよ。入ってもいいし、写真も良いよ」とお言葉がもらえたので、お邪魔して撮影しちゃいます。
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はい、もうお解りですよね。そう小ぶりのモスク部屋だったんです。
このモスク部屋、空港内の至る所にあって、トイレよりも数は多いかもしれません。


こんな感じで、機内やトランジェットの最中から、アラビアンな香りが漂う空の旅でした。
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テーマ: 海外旅行記
ジャンル: 旅行

出発前からイベント発生。フラグも発生!?

DATE: 2011. 07. 07 CATEGORY: トルコ旅行
という事で、トルコ旅行出発編です。
出発したのは七月七日、七夕の夜に出発です。

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……が、そうそう簡単に出発できないのがライ麦狼みたいです。
前日7/6は普通にお仕事です、はい。
しかも、引き継ぎやらなんやらで忙しい(震災後の研究室の引っ越しまで重なって…)、通常以上に過密な日中となっていました。
更に帰宅したライ麦狼を待っていたのは、旅の準備…ではなく、結婚式で使うペーパー類の準備です。
新郎から両親への手紙の他、出席者一人一人へ贈るメッセージカードといった"手紙"的なアイテムだけでなく、
プレゼントするフォトブックや、式で上映する動画の編集までもが待ち構えていたのです。
……通常ブライダル業界的には、式場側が専門業者に外注するのか慣例なモノを、時間がない中ちょっぴり無謀にも自作に走った訳なのですよ。
それを可能にしたのは、嫁がかつて広告デザインの仕事をしていたという、意外な過去があったからこその荒業なんですけどね。

もはや、「修学旅行の前夜は、ドキドキして眠れないの♪」という状況よりも、「サークル参加の前夜は、バタバタして眠れないのTwT」という状況に酷似しています。
焦る気持ち、進まない作業、普段は見もしないのに何故かついつい見てしまう深夜番組。アイドルの卵が水着で天気予報していたところで、19時間後には日本にいもしないから関係ないのに、何故かボケっと見てしまいます。
…深夜2時を回ったあたりで予測はついていたけど、貫徹…朝まで作業と休憩を繰り返し、どーにかこーにか、必要アイテムにケリをつけることが出来ました。

…眠いです。…荷物思いです。でもテンション高いですっ!!

と、こんな所までサークル参加っぽい状態で7/7に自宅を出発。
嫁の実家経由で都内に出撃。新宿&新大久保で、ゴスロリ乙女ショップを回ったり、整体マッサージで長旅に備えてみたり、止せば良いのに時間のある限り遊び倒してから成田に向かいました

……向かったんですよ…そう、向かったんですよ。
けど途中でトラブル発生っ!!

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日暮里からスカイライナー…ではなく、ケチって鈍行に乗ろうとしていたら、突如トランクのキャカターが大破。縦に真っ二つに裂けました。
…やべぇ、これから旅に対する何かのサインなのでありますか? という精神面だけでなく、物理的に移動に問題で発生しちゃいます。
とっさに携帯でネット検索。成田空港に、何やらスーツケースの修理とかやってるっぽいお店があるので、お金はケチらず時間をケチって、次のスカイライナーな飛び乗り、成田空港へ向かいました。

…でも、キャスターだけの修理ってやってませんでしたーーー(涙
スーツケースの修理というのは、鍵の開錠・合鍵の作製の事だったらしく、キャスターの修理・キャスター部分の交換などは、お取扱いないとのこと…

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自分で応急処置しましたが…どこまでモツか…


気を取り直して、丁度7/7七夕様の夜です。
旅の安全祈願や自虐ネタの短冊を綴ってみたりしましたし、バカップル全開の写真を撮ったりしました。
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……いやホント、無事(?)に帰ってこれたから良かったけど、何かのバットエンドのフラグですか!? と焦りましたよ。

テーマ: 海外旅行記
ジャンル: 旅行

トルコにした理由

DATE: 2011. 07. 05 CATEGORY: トルコ旅行
という事で、2011年7月にトルコを旅したライ麦狼です。
今回、その旅の思い出を忘れないために、備忘録としてこちらに綴っていきたいです。
およそ5か月がたってしまい、随分と記憶が薄れてしまって…これではいけないっ!! と更新を始める訳です。
なにしろ今回のトルコ旅行は新婚旅行。ハネムーンなんですもの♪ 絶対に忘れたくなんてありませんわ。
…忘れてしまったら、嫁に絞め殺されるから…TwT
勿論 「なら、もっと早く記録しておけ」と言われてしまうと反論出来ません。
実際、一緒のツアーで回っていた人の中には、移動中に熱心にメモを取っている人もいましたので、次回どこかを旅する時は、マネしたいと思います。

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で改めまして、新婚旅行をトルコにした理由と言うと、

1 アジアとヨーロッパで、夫婦の意見が分かれたので、ちょうど間を取った。
2 する予定のなかった結婚式をする事になってしまったので、金額的にリーズナブルなプランに変更
3 する予定のなかった結婚式をする事になってしまったので、時間的に同時進行・時間制限的にプラン設定
4 季節的に割とベストシーズン

の4っつの理由と、

5 夫婦そろってマイナーなモノが好き。

と言う一番大きな理由からなんですよね。



当初は、2月にプロポーズして、「これからの色々な事を、2人でゆっくりと決めていこうね」の筈が、3.11の震災の影響を受けて、バタバタと予想外の過密進行。
3月に新居決めて4月1日には入籍となっていました。
しかも折しもアラブの春が発生。内心希望していたエジプトはデモ真っ最中。
仕方ないので旅行は、身の回りが片付いてからゆっくり決めますか、震災の影響で家電も家具も、希望のモノが入荷待ちだし、選びきってないし…
結婚式はしないつもりだし、その分の費用と時間を新婚旅行につぎ込めば、すごい旅行が出来るはずだよね。

と、5月頃まで生活基盤を固めていたら「結婚式は挙げないのか?! 早く挙げろ、来月までに挙げろ」と無茶な要望…というより横暴が、ライ麦狼の両親から突き付けられました。
…親の為に挙げてくれ、と泣かれたのは嫌でしたね。いつの間にか、両親の中ではウチらの結婚式ではなく、自分たちの息子夫婦の結婚式になっていたんです。
………流石に1か月で結婚式の準備なんて出来るはずもなく、結婚式の計画と新婚旅行の計画と新生活の基盤づくりが、完全に同時進行で進んでいきました。


当然、金銭面で懸念が浮かんできます。
当初の豪華なハネムーンは無しです。スペインとフランスを回る、JTBのパンフレットに載っているようなツアーは取りやめですし、自由だけれども割高な個人旅行は計画中止です。
もうHISのペラいチラシか、ネット申し込みツアーです。
(余談ですが、海外旅行に限らずツアー商品って、パンフレットよりもチラシやネット掲載商品の方が、タイムリーで、値段も鮮度も質も良いらしいですよ。
 急遽の変更に対応できないパンフレットは、定番メニューを規定の値段で扱うけども、チラシやネット掲載は、その時のベストのスポットをベストの値段で提供できるそうです。)

そんな中から出てきたのがトルコのプラン。
値段的にも地理的にも、アジアとヨーロッパの間くらい。マイナー好きの心をくすぐる異国感もたまりません。
しかも結婚式の計画とリンクさせると、式の前に旅行してくれば、結婚式での演出にもネタにもなって一石二鳥。
同時進行だからこそのプラン決定だったのでした。


そんな理由でトルコが決定した後も、色々難題が…当然と言えば当然なのですが、トルコと言ってもかなり広いんです。
全てを回ることはできないし、各要所の時間的配分は限定されてきます。
色んな旅行会社が扱っている、いくつものトルコ旅行のツアーがあっても、その多くはイスタンブールを出て"各地"を回って、カッパドキアを経て再びイスタンブールに戻る…もしくは戻らずアンカラが終点。か、その逆回転。
ポイントは、その"各地"なんです。
ライ麦狼の希望としては、アンタルヤエフェソスの両方を回りたかったのですが、どのプランもどちらか一方だけ。他にも選択を迫られる"各地"がありました。

更に難題をあげれば、ツアー旅行らしいツアー旅行なんて、ライ麦狼は修学旅行いらいなんです。
ツアー旅行の感覚自体が、最初うまく理解できず困惑していました。
結果、ツアー旅行初心者のライ麦狼に合わせてもらって、自由時間やオプション選択の多いツアーを選ばせてもらいました。

テーマ: 旅行記
ジャンル: 旅行

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