ライ麦狼の寝床

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BGMは『世情』を希望します

DATE: 2008. 06. 22 CATEGORY: 日記×ネタ+妄想
ども昨日は都内へお買い物といいますか、映画『空の境界』観たり、映画『靖国 YASUKUNI』観たり、調べモノしたり、文連祭をこっそり覗かせて頂いたりしたライ麦狼です。

にしも『靖国 YASUKUNI』なのですが、そんなに騒ぐ内容ではなかった気がいたします。
ライ麦狼としましては、マイケル・ムーアみたいな芸風を期待していたのですが、淡々とした展開でありました。・・・拍子抜け?

内容は、

靖国刀とその最後の刀鍛冶を主軸に、靖国神社に参拝する人・反対する人・合祀取り下げを訴える人、それぞれの映像を繋ぎ合わせていく。
後半は戦前の資料映像の比率を高め、日本軍と刀という視点でもっていく。

って感じでした。



感想としては、「視点や被写体は面白いけど、説明がなかったり偏よっていたりしてないか?」 というところです。
日本人で予備知識がある人なら、写っている人がどんな人か解りますが、あれ日本人意外で予備知識ない人が見たらどーとらえるかな? というシーンが多かった気がします。
正直、「誰この人? どこのどなた?」 という感じです。

特に前半のコスプレ参拝している人たち。
戦中世代の人が昔の格好で参拝する分には良いと思います。ですが説明が全くないので、あれ観た外国人が、アキバではコスプレするものなんだと勘違いするように、
「へぇー靖国神社ってコスプレして御参りするものなんだ。じゃあ日本いったらエリア11ってことで、ゼロの格好しようかなぁ」
って勘違いしかねませんよ。もし外国人の団体さんが黒の騎士団のコスプレして、「日本万歳」とかやったら、どーしてくれるんですか?!・・・観てみたいけどw
あと、陸自礼服っぽい格好で参拝していた人たち、・・・なんか微妙に陸自の服と違う気がするのですが・・・勉強不足のライ麦狼ではハッキリしませんが、色とか略章の数とか変な気が・・・・・・

ともかく、”あれ”が普通と誤解を招く点では、マスコミ・バラエティのオタク報道と同じレベルになってしまう危険性がありますよ。
そーゆー人も中にはいるよね、って事の説明がなかったの残念です。




あと偏りって点では、靖国神社参拝に賛成する人の意見と、合祀取り下げを訴える人・参拝に反対する人の意見の発言スタイルに差がある気がします。

この作品の魅力というか、おっ良いかもっ! と思うポイントで、活動家の意見ばかりじゃなく、スゲー庶民的なオバちゃんオジちゃんの、生の意見をいうシーンがあるんですよ。
どのくらい庶民的かというと、一部のオジちゃんは、境内のビアガーデンでビールをホッケと枝豆でヤってるくらい庶民的です。
そんな人達が日常会話の中として、「戦争にかり出されて戦死した親兄弟、遺骨もなく遺族もいない人たち。何で彼らをお参りしたらいけないの?」 「戦争を繰り返さないためにも、戦争の犠牲者を御参りするんだよ」 という意見が出るのです。
また、”小泉首相参拝を支持する”というプラカードと星条旗を掲げた米国人に対して、
「賛同してくれてありがとう、アメリカでも靖国の事を伝えてくれ」と好意的な人と、
「第二次大戦の戦没者祀ってんだから、アメリカは出て行けっ!!」と反対な人が入り乱れるシーンも良かったです。

ですが参拝賛成の人の意見は、よく言えば生の意見、悪く言えばまとまっていない意見が大半、唯一まとまっているのは小泉首相(当時)の記者会見くらいです。
記者会見と庶民の意見を抜いてしまうと、後の残りは政治的な式典チックな発言か、脅えた子犬みたいにキャンキャン吠える右翼なオジ様か、語彙の拙い興奮気味の人ばかり・・・

一方、合祀取下げを訴える人の意見は、実際に活動家の方が”訴えるための発言”をするシーンがありました。
靖国神社の事務所入り口で、的を得た言葉で当たり前の事実を切実に訴える人。

「戦争にかり出された台湾先住民族が、なんで遠い異国の地で合祀されなければならないんだ。死後の魂まで自由を奪わないで、連れて行かないで、台湾に帰したい。だから合祀から取り下げて欲しい」(ライ麦狼意訳というか、まとめるとこんな感じ?)

参拝に反対する人の意見も、興奮していたりアジテーションな主張ですが、若い学生さんで聴き取りやすいし、まとまっています。しかも流血とパトカーに押し込められるという演出付き。
この演出は、なかなか効果が高いと思うんですけどね。
ふと、『イリヤの空 UFOの夏』の番外編、『ESPの冬』を連想しました。やっぱりBGMは、中島みゆきの「世情」がぴったりです♪←ほら金八先生のあのシーン。・・・動画が見つからないので、別のでご了承ください。

映画を見たうえでライ麦狼が思うことは、

参拝したい人が戦死者・犠牲者の冥福を祈り、参拝して何がいけないのだろう?
親兄弟先祖を合祀されたくない人が、合祀とりさげを申し出て、何で合祀の解除が進まないの?
参拝反対を訴える時は、散発的な行動ではなくしっかりと後の先をとる戦術が重要かも? 

といったところです。




ちなみに観に来ていたお客さんは、大半が年配の方。
うんでもって残りはみんな20代という、妙な客層でした。
そのなかでも、珍しいというか意外というか女のコ一人で観に来ていた人(ライ麦狼自身も人の事が言えないけど、) がいまして、ちょっと感想などを質問してみたりしました。

何でも芸大で映像を勉強しているかたでして、”作る側”からの感想としては酷くスタンダードな作りだそうです。
「主張やテーマ、予算と機材、画質とカメラアングル、シーン展開と時間、お手本にのっとった作り」との事です。
もし学生がドキュメンタリーを作るなら、あんな感じが、「高評価はなくても無難」 だそうです。


ライ麦狼の質問

①”解説がなく説明不足” 
 = 「確かに説明不足。前半に説明パートがあると良いかも。でもいちいち解説を入れたり、ナレーションを入れてしまっては作品全体の雰囲気を壊してしまう」

②”画質が悪い” 
 = 「予算もそうだし、ドキュメンタリーって前もって映像があって、それを元に製作が始まったりするから、”映画用の映像”じゃない映像も使うので、画質は悪くなる。でもそのチープ感も味わいの1つ」

③”靖国参拝に賛成・反対・その他、それぞれの意見・主張が平等に扱われていない” 
 = 「”作品の主張やテーマ” をハッキリさせているだけ。評価のネックになるけども、映像作品であって資料映像じゃないんだから」

④”この後お時間ありますか? 立ち話も何ですし、良かったらお茶でも?”
 = 「彼と予定があるので」


・・・という事でした。
・・・・・・・・・・・・・ライ麦狼にとっては、④が一番重要な質問だったんだけどな~(涙
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テーマ: 映画館で観た映画
ジャンル: 映画

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