ライ麦狼の寝床

このブログはフィクションであり、実在の (以下略

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娘と中華と父と寿司

DATE: 2008. 06. 03 CATEGORY: 日記×ネタ+妄想
ども、 「マクロスF」のOST「娘フロ。」を聴きまくっているライ麦狼です。
菅野よう子節炸裂な1枚ですよ~。マクロスの世界観というか、マクロスプラスから引き継がれた曲の系譜というか、一部は(トラック01 05 22 など)「あれ? プラスで似たような曲なかったっけ・・・」 と思ってしまうくらいの統一感です。
もういっそ、シャロン=アップルの曲や、ファイヤーボンバーの曲もカバーしちゃって欲しいです
ライブ音源CDな演出も、ブックレットの『娘フロ。解説』のコーナーも、手書きマジック修正BACK STAGE PASSも 、ホントいろいろ手が込んでるのも◎です。

そーいや浦和に、「娘々」という中華屋が実在したりするのですが、そこで流してくれないかな~
ちなみに、レッズサポーターの荒くれ共が時々出没しますので、オレンジの人はご注意を


で、本題。
デパートの父の日コーナーは、母の日コーナーに比べて規模も中身もジャンルの数も、全てにおいて気合の入り具合が数段落ちる気がするのは、ライ麦狼だけでしょうか?

むぅ~、オシャレもグルメも、世のお父さん達は、あまり興味が無いのでしょうか?
ココは1つ前日の土曜日に、上野で派手なアロハを用意するか、築地で何か美味い肴でも確保してきますかね~

『一番美味い寿司は、奢ってもらう寿司』

そんな言葉があったことを、俺は寿司屋の行列に並びながら、ふと思い出していた。
じゃあ、こう言えるんじゃないか? 「一番嫌な寿司は、奢ってやる寿司」と。
はあ~

「あららぁ、どうしたね後輩君、両手に花でお寿司が食べられるのに、何で落ち込んでいるのかなぁ?」
「そうですよ。”酔いつぶれた私を介抱しようとしてくれた” お礼に、貴方に奢らせてあげているんですから、もっと嬉しそうにしてください」

お、お礼って・・・

「そうよ、ライ麦娘だけじゃなく、あたしまで一緒なのだよ。優しいお姉さん二人に挟まれて、男のコ的には最高じゃないのさ」
「その点は確かにそうなんですがね・・・」

俺もその点は否定しないよ。
いかにも巨乳お姉さん、って感じのライ麦娘さんだけじゃなく、その友達のアキホさんも、見た目チビでロリだけど実は年上でお姉さんぶっている、ってキャラはなかなかだよ。けど・・・

「けど、回転とは言え寿司はちと厳しいんですが・・・」
「なるほど解りました。貴方は、”酔いつぶれた私をアパートに連れ込もうとしたけど、アキホに見つかって失敗した。それも2回もっ!!” という、在らぬ疑いを大学中に流布されても構わない、という事ですね」

ぐ、在らぬ疑い・・・じゃなくて事実その通りだったりします(汗
芝居くさい仕草のライ麦娘さん。ハンカチを取り出し、目尻に軽く当てながら、

「残念です、前途ある後輩が社会的に抹殺されていく過程を、まじかに見ることが出来るなんて、残念でワクワクしちゃいますね」
「全然残念がってないでしょそれっ!! っーか、人が魚介類を焼いていると猫みたいに寄ってきて、勝って人の酒でに酔っ払って、お持ち帰りOKどころか、それこそ、発情した猫みたいに誘っているのは、ライ麦娘さんでしょ」
「なっ!! ひ、人の記憶がないことを良い事に、なんて事を言うのですか!! ちょっと可愛いコと思っていましたが、それは酷いです」
「うわ~、これだから男って嫌なのよねぇ」

一方的に悪者にされてるよ、おい。
そりゃ、お持ち帰りしようとしたのは事実だけど、ライ麦娘さんの乱れっぷりは、据え膳喰わぬはって状況だったのも事実なんだぞ。あれで行動しないのは、男として問題があるよ、絶対。
くそー、でも2対1じゃ勝ち目はないな。

にしても、列が全然すすまない。
回転寿司激戦地の有名店とかじゃない。ドコにでもあるような店なのに、なんで入店待ちの行列が全然進まないんだ。
地元の駅の北口商店街のなかにある、チェーン店の回転寿司屋。普段からそこそこ人が入っているけど、入店待ちの列が店の外、それも隣の花屋までのびる行列なんて、まずない。


「・・・にしても、入店待ち全然進まないですね。店かえますか? 」
「こらこら、むりやり話題と出費を変えようとするかね君? そんな事言ってやがると、アキホお姉さんオススメの寿司徳にしちまうぞ」
「ちょっと待ってくださいよ先輩、それパチンコ屋の向かいの回ってない寿司でしょ。もっと庶民的なものにしましょうよ。えっとほら、直ぐそこにモスと天屋がありますけど、どっちにします?」
「こらこら、庶民的通り越して経済的になってるわよそれ」

なんとこの先輩、モスが経済的と言いやがりました。苦学生にとって、モスも高級品だというのに・・・
ホントに経済的なのは、赤毛アフロがベンチでふんぞり返っている所で、お飲み物は”水”って注文するんだぞ。

「だいだい、アンタが何をしでかしたか解ってるの」
「しでかしたって、未遂じゃないですか」
「未遂じゃなかったら警察にいってるわよ。知ってるかしら、不起訴になっても前科もんのリストに名前が載るんだよ」
「・・・にしても、入店待ち全然進まないですね。店かえますか? 」
「だーかーらっ!! むりやり話題と出費を変えようすんな。・・・と言いたいけど、店内混んでるし、お持ち帰りの列まで伸びてきたわね。何なのかしら、今日って6月15日で寿司の日かなんかだっけ?」

いや先輩、6月15日をどう繋いでもスシにはなりませんて・・・
でも、何かの日だったような気はするのだが、何の日だっけ?

「何を言っているのですかアキホは、今日は父の日じゃないですか、ほらほら」

ライ麦娘さんはそう言って、どこか嬉しそうに寿司屋の窓を指差す。指の先には、窓の内側から張られたフルカラーのポスター。

父の日特大サービス
① 父の日の特別お持ち帰りメニュー
   パパ握りセット ¥4480 オヤジちらし ¥3980 
② ご家族で来店のお客様には、150円皿一枚サービス。

桶盛りの寿司とちらし寿司の写真に並んで、随分なネーミングセンスと、無難なお値段が踊っていた。
指摘された後に気が付いたけど、店内の大半が家族連れの客。
どこんちも、ちょっとしたお祝い事は回転寿司って考えるのは同じみたいだね、こりゃ。

「そーいや父の日なんてのがあったわね。・・・ちっ、だからこんなに混んでるのね。ああもう、せっかくたらふく寿司が只で食べれるってのに、イライラするわね」
「えぇ? そうですか、こういう日は待たされても良い気分じゃないですか」
「「はぁ?」」

ライ麦娘さんの不可解な発言に、思わず俺とアキホさんのマヌケな疑問符がハモった。
待たされて良い気分って、なんですかそりゃ?
頭の上に?を浮かべる俺達に対して、にこにこ顔の彼女は、

「だって、待たされているという事は、それだけ沢山のご家庭で、”お父さんいつもありがとう” って父の日をお祝いしてるんじゃないですか。家族円満という事ですよ。うんうん」

一人納得したご様子でご満悦です。
・・・・・・毒気を抜かれる解説ありがとうございます。
何というか、その、ああ、そうだ、こんな時はあの台詞だろうな。隣を見れば、俺と同じ表情のアキホさん。たぶん同じ台詞を考えている筈だ。じゃ行きますか、せーの、さんはい

「「恥ずかしい台詞禁止っーーーっ!!」」
「ええぇぇぇぇーーーっ」




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テーマ: なんとなく書きたいこと。。
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