ライ麦狼の寝床

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晩秋とタナトス

DATE: 2007. 11. 30 CATEGORY: 日記×ネタ+妄想
いよいよ12月、師走ですわ師走。学生さんが忘年会でムチャな飲み方する季節になりました。多くの場合、一番ムチャをする(させられる?)のは、今年入った1年生で未成年の人なのですの。
東大もめっきり寒くなりまして、秋の風物詩『銀杏くさい』もひと段落ついた感じです。

・・・・・・もはや嗅覚がおかしくなって、ただ気付かないだけ、という説もありますが(汗

まぁ最盛期と比べれば、それなりに落ち着いていると思うのですよ。
東大構内に近所の人が気軽に入って、割り箸とビニール袋を持って、のんびり銀杏拾いをする光景も、
東大で銀杏踏んづけたのに気付かず会社に戻り、オフィスまでも臭いが充満しだす事件も、少なくなりました。

そして、おいしい銀杏の種だけが出回りだしました。
大概は、「頑張って拾ってもっと頑張って果肉を取り除いたけど、よくよく考えたならこんなに銀杏食わないよ」、・・・って人からのもらい物です。

美味しいですよね銀杏。

銀杏は炭火で炒りあげるのが最高に美味い。
硬くて無骨な褐色の殻。その奥に、目も覚めるような翡翠色した裸身を隠した姿は、決して柔肌を見せない淑女のよう。
そんな彼女を焦がさぬように弱火で、とろけるよう火にかける。絶えず手を細かく動かし、満遍なく火を通す。
じっくりと、じらすように炒りあげるのがコツ。殻の中の裸身にどんなに恋焦がれていても、決して性急にしはいけない。
あちらが耐え切れなくなり、硬い殻の奥で身を震わせ、芳しい香りを外まで漏らしてしまう、そんな瞬間まで、じっくりと丁寧に。
香りが昇り始めたならば、後は激しく強火で攻め立てる。一気に上り詰めた彼女が、コチラを誘うように弾けたならば完成。
熱が落ち着く間も与えず、力ずくで殻を割り破り捨てる。透き通る翡翠色をした、無垢な真珠のような中身を取り出し、荒塩で貴方好みの塩加減に染め上げましょう。


ってな、おバカな事を考えつつ、テキトーに銀杏を封筒に入れて電子レンジに放り込んでます。
”何分”何て気にせず、ポンポン弾けたら完成というアバウトっぷりですの。

無垢な翡翠色した銀杏を肴に、癖のある琥珀色のウィスキー飲めば、とってもタナトスな気分です。

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テーマ: 思ったこと・感じたこと
ジャンル: 日記

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