ライ麦狼の寝床

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今更なネタでも

DATE: 2007. 07. 07 CATEGORY: 日記×ネタ+妄想
ちょい前、5月くらいにニュースになっていたらしい、中国のトラ園『ハルビン東北虎林園』のネタでも、

今更なネタですが、

”ハルビン東北虎林園は、生きた牛生きた家禽を、トラのエサとして与えている。しかも入園者に有料オプションとして、生餌を売っている”

という事を、どこぞの動物愛護団体が批判したらしいです。

ネット・テレビで多くの批判が出る中、そのニュースを聴いた時ライ麦狼は、「やるな中国、そのテがあったかっ!! 日本の動物園・水族館で真似するかも?!」と、素直に感心&目からウ○コでした。

商売上のシステムだけでなく、”動物園・水族館が常に持つ葛藤”としても、
”入園者にオプションとして選んでもらう”って発想は素直に良いと思います。


商売上のシステムって部分は、例えるなら”こんな事ができますよ”って感じ。

動物の赤ちゃんが抱っこできる。夏休みの自由研究の手伝いしてもらえる。個人の入園者(カップル単位・ご家族単位)に専属でガイドをつけてもらえる。料金割り増しで檻の中でエサやり、掃除が出来る。などとなど。
そんな既に日本の水族館・動物園で行われているオプションの、あくまで延長線上として、”トラの狩りが見れますよ(別途エサ代がかかります)”ってオプションを選んでもらう訳ですわ。
受ければOK、更に高価な生餌の費用の補填にもなっちゃうのですよ
動物側にとって見れば、狩りをする本能の充実、運動することでのストレス発散、群れでの連帯感の結束など、生餌の方が良いのです。
(加工済の肉やペットフードの方が安いので、やる気の無い動物園ではそちらばかりを使います。むしろ生餌を使っているのは”まじめ”な証拠っ!!)
この意味でも、充分良いと思うんですけどね~。




で本題の”動物園・水族館が常に持つ葛藤”ってのは、動物園・水族館をテーマパークだけでなく、”生きた動物を通して自然を知ってもらう教育の場”と考えると常に付きまとう葛藤なのです。

動物園・水族館は、書籍や映像だけでは感じ取れない自然を、”実物”を目の前にして、五感を刺激して感じてもらうため(・・・希少種に関しては、あまり味覚で感じるのはどーかと思うw)に、あるともいえます。

例えばペンギンとかイルカですかね?
ペンギンが鳥である事は皆知っていますが、初めてペンギンを近くで見た人の多くが、「ペンギンって本当に鳥臭いんですね、インコと同じ臭いがします」って言ってくれます。ついつい海のモノって事で、魚や磯っぽい臭いを連想していたらしいのです。
イルカも同様で、「すわっ、くさ~いっ!!何かイルカの吐く息が犬っぽいんですけど」ってのもあります。やっぱり魚な臭いをイメージしていたらしいです。ご先祖さまはカバと一緒らしいですが、肉食(魚食)のためか、確かに犬チックと言われれば、犬チックな気がする口臭です。
そういった”実物”で五感を刺激する場なのですが・・・・・・・・・


どうしても避けきれない”葛藤”があります。
・・・・・それは、入園者の全員が自然を五感で感じたいわけではない。もしくは、感じさせたい訳ではない、ということです。


ライ麦狼も研修先の水族館でも、何度も議論した問題がありました。それはブラックバスです
”ブラックバスにエサとして、金魚や鯉の稚魚、ザリガニを与えるべきか?”という・・・トラに比べればちっぽけな問題です。
研修先の水族館では、特別展示で”外来魚の問題”を取り上げていて、なおかつ”水族館体験ツアー”という事で、小学生を案内する企画がありました。
そこでは、小学生に魚への餌やりを体験してもらうのですが・・・、まぁ大き目の肉食の魚が問題になるのです。
「じゃあそこらへんはフィッシュミールか、ご家庭の食卓に登る魚でスルーしていきましょ♪」
って事だったのですが、ブラックバスがネックになっちまいました。

もともとブラックバスへは、金魚とザリガニを与えていたのですが、急にフィッシュミールに変えた為か、全然食べてくれません。餌やり体験の小学生も不満気味・・・、
更に追い討ちをかけるは、「”外来魚の問題”で在来の魚への食害を説明しているのに、何で餌はフィッシュミールを与えているんだ、ありのまま自然と環境問題を子供たちへ見せてくれ」という親御さん。

それでは方向転換。いつも通り金魚とザリガニを与えたら「ウチの子になんてことさせるんですか、目の前でバリバリと凄いモノをっ!!」、って親御さんも当然のように登場。
どちらかと言うと、同伴した親御さんの方が、ザリガニの殻がバリバリ潰される音をお気に召さなかったご様子。
そりゃ、食卓に金魚やザリガニが登るご家庭は、日本にはそうそう無いですものね~。

ありのままの自然派と、ウチの子になんて事を派の意見の他、「アジやイワシのぶつ切りってテもあるけど、あれ水槽が血で汚れるから嫌なんだよな~」、という水族館側の思惑と・・・・・・、議論が絶えなかったのを憶えています。
まぁ、ブラックバスはちっぽけな問題ですが、他の動物・魚類に関してもいえる問題なんです。


展示、をしている以上完全な自然を再現しきれない動物園・水族館。
そんなかでも、出来る限りの”ありのままの自然”を感じてもらうか、入園者の望む”見たい自然”を見せていくのか。この問題に正解は出ないと思います。

たとえ正解は出なくとも、問題そのものを回避、もしくは棚上げ、すり替える手段として、”入園者にオプションとして選んでもらう”ってのは良いと思うんですけどね。
出来る限りの”ありのままの自然”を感じたければ、生餌オプションを購入してもらい、
”見たい自然”だけを見たいならば、生餌オプションを購入せず、のんびりほのぼの眺めてもらう。
展示する側も問題を気にせず、高い生餌の費用も補填できる。

そーいったことで、ハルビン東北虎林園のシステムは、動画を見ると多少演出過多な気もしますが、なかなか素晴らしいとおもんですけどね。
なんなら18禁とかZ指定にして、上野動物園あたりでやらないかな~
オプション購入チケットにはもちろん、キラキラした18禁シールでも張ってね。
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